梱包に使われたダンボール箱を解体して整理。一ヶ月に一度・・それを決められた日に資源物回収場に持って行く。・・・今日明日がその日だ。
まあ・・いつもなら、面倒くさいけれど大したことはないけど、腰の痛みが再発したので・・ちとシンドかった。・・・普段の不摂生の罰だね。(トホホ)
解体といえば、建物の解体にはバールが必要だ、
建物の解体といえば、ユンボなので簡単に粉々にしてしまうのだが・・・最近はまた、木材の再利用が見直されて、丁寧な解体作業に必要なバールの需要が増えてるそうな。
バール事態の構造は簡単だけれど、釘にピタリと食いつき、適度のしなりで使いやすいと・・「かじ寅」さんの作るバールは、注文してから2か月待ちだそうな。
焼き入れ・焼き鈍し・材質の見極め・加工温度の管理など・・簡単なバールでも、日本刀と同じ位のノウハウが詰まっているわけだ。
一日15本/月産500本がせいぜい。しかし、注文が多いからといって、むやみに値上げしないのが職人の職人たるところだと思う。 ここにも、羨ましいオンリーワンが居た。
虐殺オリンピック!ボイコット第一号。
砲丸投げに使う砲丸を作っている辻谷さん。北京虐殺オリンピックには、自分作った砲丸は出さないそうだ。
アトランタ・シドニー・アテネ・・全ての男子メダリストが、辻谷さんの作った砲丸を使用したそうな。NC旋盤で作った他社製品に比べ、1-2メートル飛距離が違うらしい。
微妙な感覚の旋盤加工で、密度が微妙に違う素材を、経験でピタリと重心を中心に持っていく技術は辻谷さんならではだ。NCでは、絶対出来ない巧みの技。
誇り高く頭の低い職人の誇りを、あんな虐殺オリンピックで使って欲しくないと思うのは当然だ!
スペースシャトルも日本のH2ロケットも、そして、ボーイングの飛行機も、日本の零細企業で頑張っている技術が無くては動かない。
日本は、優れたものを誠意を持ってつくることで発展してきた。そうした伝統が続いていってほしいと思います。