本日も高山市へ行ってきました。
目的は、「ふたりの桃源郷」を観ること。円空所縁の千幸寺と円空仏寺宝館に行くこと。そして、高山市へ行く途中に湧いている長寿水を汲んでくることでした。
比較的早く出かけたせいか、拍子抜けするくらい158号線は車が少なかったですね。
長寿水は高山市丹生川町小野地内の国道158号笠根橋の西に在ります。
環境省のHPを見ると、(石灰岩が主成分)の山の中腹から湧出した水で、お茶やコーヒーを入れたり米を炊いたりすると味が良いと評判である・・らしい。
ちょっと飲んでみたけれど、徳本水より少し丸い感じでした。
もちろん、維持費の一部として、賽銭箱には気持ちですが入れさせてもらいましたよ。^^
丁度、誰も居なくて良かったですが、高山市から帰るときに見たら、三台ほど車が止まっていたからラッキーだったね。
ちょっと、早く出発し過ぎた感じもしたけど、コンビニで朝食を買った食べてから、少し仮眠したりして、9時少し前に
千光寺に到着。
幸い、私しかいない感じで、駐車場の車も私のバンだけ。
仁王像も修復して新しくなった極楽門に一礼して、少し長い石段を上り本堂に参る。
なかなか雰囲気のあるお寺かも。^^
お寺に気を感じるかどうかは、住職の意識と行動によるのかもしれない。
こちらの家が「檀家」だった某寺は、何も気を感じないところだったけど・・・住職の意識と行動によるものと思えば納得はいくね。
某寺の住職は、「檀家」の無知を良いことに、わけの分からん呪文を唱えて、せっせと金儲けに勤しんでいるという、ブッダの教えとは全く関係ない葬式坊主だからね。
本堂を参拝してから御朱印を貰い、本堂の中に上がらせてもらっていろいろ見せてもらった。
併設された「円空仏寺宝館」に異動する。
休憩処が有ったので、その裏から極楽門の方を写しました。私のバンが一台だけ・
円空仏寺宝館の内部は、円空仏が痛まないようにややうす暗いが、以前行った関市円空館の展示仏とは違い、大きい立木仁王像や三十三観音像などが展示されていました。
売店には、住職の大下大圓氏の本なども有ったけれど、今回はNHKラジオ深夜便「わたしの仏教実践リポート」というCDを買いました。これなら車の中でも聴けるからね。
私が、寺宝館を出ようかという時に、オバサン三人組が入ってきた。
いきなり記念品コーナーに行って、なにやらベチャクチャと煩い。いったい、何しに来たのか・・
だけど、なんで三人組になると、特にオバサンは場所を考えずにペチャクチャとうるさいのかね~
静かにすべき所で静かに出来ないのは、年をくっても大人になってない証拠だよね。それとも女性の性かいな。
少し離れている清峯寺にも行ったけれど、無人の寺で誰も居ない。書かれている連絡先に電話すれば拝観できるようだけど、私一人のためにしてもらうのもなんなんで遠慮した。ロックされてる円空仏は見れずガッカリ。だけど、神社と同じ敷地に在るから、神仏習合の典型なのかな。
お昼近く・・高山市内の飲食店は、どこも混んでそうなので、これもコンビニの弁当で済まして、適当に休んでから上映会場の風屋に行った。
少しばかり時間が有ったので、店舗の中を見て少しばかりのオーガニック食品を買ったり見たり。^^
放映会場は倉庫のようなところで、10人ほどで観ることに。
いや~実にマイナーな感じでいい。!!
13時30分に上映開始!!
ハリウッド映画のように金にものを言わせたハデな映画ではないけれど、生・老・病・死・・四苦八苦が淡々と描かれていて・・・母娘で観に来たであろう二人組が前にいたけど・・お爺さんはすでに亡くなっているのに、認知症の進んだお婆さんは記憶の門を閉じてしまっていて、山に向かって「おじいさ~ん」と叫んだシーンでは若い娘さんの嗚咽が聞こえて・・・それを見た私もウルッと^^;
生まれ育ち、結婚して子供が出来て、老いて病を得て死んでいく・・・・
100%避けられない現実を、この目で映像として観たのだけれど、どうこれを処理したらいいのか・・・凡夫の私の頭では簡単に結論を出すことが出来ないけれど、何か一つの覚悟は出来たような気がした。
帰路、奥飛騨温泉郷に行こうかと思ったけど、今回はキャンセルして、
ホテルの風呂に入ってきました。
あは・・・温泉はいいね~