今日は、プラスチックごみの収集日。
ごみ出しは、ほぼ100%私がしますが、別に決められたわけじゃないので
早く起きるから、散歩を兼ねてだね。
空を仰ぐと雲のすじがあちこちに・・・一見止まっているようにみえる雲もそれを見いてると少しずつ変化しては移動して、そして消えて行く。そして、また知らぬ間に雲が出来る。
輪廻転生は仏教の基本的な考えだけれど、朝の空を仰ぎながら、そんな色即是空が頭に過った。「この世に姿有るものは、すべて仮の姿であって、その本質は空である」というやつだ。
現代物理学で言っても、まさにその通りというのだから、2500年前のお釈迦様は、すでにモノの本質を見切っていたというわけだ。
『色即是空・空即是色』・・三蔵法師がインドからもたらした仏典は・・思えば、釈迦が亡くなってから1000年近くも経ってからだから・・えらく気の遠くなる話と言えば話だ。
2500年前・・釈迦・・・ガウタマ・シッダールタという人は、どんな人だったのだろう。何を思い、恵まれた生活を捨てて苦難の旅に出たのだろう。苦行では悟れないと知り、瞑想の世界へ・・・人々に生きるための智慧を説いてまわって、80歳の時に提供された食べ物で中毒死したわけだが・・。
日本の仏教は、一部を除いて葬式仏教になり下がって腐っているけど、仏法そのものは依然と変わらない人生哲学。少しずつ学んでいきたいと思う。