KKベストセラーズの「一個人・・日本の仏教入門」を買った。
小説「親鸞」を書いた五木寛之の話が載っていた。「親鸞」は、私としては、ちょっと物足りないという感じもしたけど・・。
2011年・・親鸞が亡くなって750年。なぜ今・・親鸞なのだろう。
当時のように、国内が戦乱となって飢餓・疫病があるわけではないけど、人の心は疲弊して社会も荒廃の一途であることは共通している。
今現在・・鳩ポッポから菅総理に代わって、少しは期待もしたいところだが・・・残念ながら、人々の心を救おうとする仏教界からリーダーは出てこない。だから、乱世に生きた優れた人物の生き方を知りたいのだろうと思う。
日蓮の教えを基に・・とかナントカ言ってる創〇学会のようなカルト集団のリーダーは、ハテ??なんていう名前だっけな。穂高町の隣にある町の名前のような感じだったかな??^^
親鸞会なる団体も同じ類だわな。・・親鸞が泣いて卒倒するに違いない。親鸞は、教団なんてつくるつもりは無かったらしい。優れた人の下には人が惹きつけられるのは当然だけど、親鸞会なるものは異質だ。
葬式仏教には何も興味も関心もないけれど、仏教思想は、釈迦から始まり、空海・法然・親鸞その他の優れた人達によって深められて教えられることが多い人生哲学だと思う。
キリストやイスラムとは全く違うものだ。そもそも、仏教は宗教なのか疑問だが。
親鸞は、師である法然の教えをさらに一歩進めて衆生救済を願い行動した。悪人正機説が有名だけど、最初は、なんのこっちゃかと思ったけれど、今は少し解る感じ。^^;まだまだだけど。
親鸞の言葉を書いた歎異抄・・原文は難解しすぎて解らない。^^;しかし、英訳された歎異抄は、有名なドイツの哲学者ハイデガーも絶賛してますな。