ローカルニュースで、小学校五年生の男の子が側溝に落ちて水死したと報じていた。たぶん、雪で見えなかったのか?ふざけていて落ちたのか??五年生なら、落ちたところで、直ぐに出れるような小さな側溝なのに・・たぶん、頭でも打って脳震盪でもおこしたのかもしれない。
ニュースを見ていて思い出す。
同じような事故で亡くなった穂高小学校二年の時の同級生NMを!
あの日、放課後・・廊下に座りながら話したのが最後だった。下校の帰り道・・同級生のNMは、側溝に嵌まって逝ってしまった。私とは、家の方向が違うので帰り道が90度ずれていた。もし、同じ道を歩いていたら、そんな事はなかったろうに・・・。
40年以上経っても、あいつの声はシッカリと耳に残っている。
ちょっと、涙が出てきたよ。
穂高小学校は、私が五年生になる時に、穂高西小学校と統一されて、
穂高南小学校になったれど、穂高南小学校の片隅には、事故が二度とないようとのN君の両親から贈られた小さな記念碑がある。
こんど、穂高のほうに行ったら、久しくしてない墓参りをしよう。 合掌
死というものは、じつは紙一のところにあって、ちょっとした事で容易に逝ってしまうものなんだと、小林投手や桑田の父親・そしてN君の事などを思い出しながら、ちょっと瞳を閉じてみた。