いわゆる黄昏時・・・陽は西に傾き、北アルプスを茜色に染めます。
時々、事務所に射す光りに誘われて、昨日も外に出ては暫く見惚れていました。
携帯で撮った写真では、なかなかその綺麗さが出ませんが、撮ってみました。
西に位置する北アルプスの黄昏時の風景は何となくセンチメンタルにさせますね。
山の向こうは、どんな景色で、どんな人達がいるのだろうかとか・・・もっと西に行って、日本海の夕陽を見たいなとか・・・いろいろ。
万葉集に「誰そ彼と われをな問ひそ 九月(ながつき)の 露に濡れつつ君待つ我そ」という歌がありますが、
誰そ彼が黄昏・・たそがれの語源になったとか。
「誰だろうあの人は、といって私を尋ねないで。九月の夜露に濡れながら、(会うことのできない)あの人を待っている私を」・・・なんとも艶っぽいなぁ~。
夕暮れの薄暗い時間、街灯もないこの時代は、人の顔が見にくく「誰そ彼」と言ったことから、夕暮れをさす言葉となっちのこと。 言葉は興味深いものです。
ケニーGのセンチメンタルも良いけど、ニニ・ロッソの夜空のトランペットもグーです。一度、生で聴いてみたかったな~