今朝は、精神科医の平山正実さんのお話を聴きました。精神を病んで自殺した親友の死をきっかけに精神科医を目指した平山さん。大学病院の「上から目線の医療」に馴染めずに診療所を開く。その後の患者との係わり合いをお話されてました。
その中で印象に残った
病者の祈りという英語の詩です。
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静夜思・・李白の有名な詩 中国出身の日本の中学生が、中国版と日本版の詩に少し違いがあることを{発見}したと報じられていたけど、専門家なら知っていることなんだとか・・・でも、そういうことを調べる努力は素晴らしい。因みに、日本版のものが李白オリジナルです。
詩とは関係ないけど、中国大陸の簡体字は。。もう、漢字とはいえないものになってしまい、おおよそ漢字の体を成してないのではないのかと思えるほどです。同様に、遥か昔は大陸から学ぶ物質的精神的なものはあったけれど、今は反面教師そのものなのは歴史の皮肉か。
反面教師という言葉・・・天下の大悪党である毛沢東の作った言葉とは皮肉そのものです。
静夜思
牀前看月光 疑是地上霜
擧頭望山月 低頭思故郷
牀前 月光を看る 寝台の前で月の光をじっと見る 疑らくは是れ地上の霜かと
頭を挙げて 山月を望み 頭をあげて山の端の月を望み 頭を低れて 故郷を思ふ
詩吟は、主に漢詩を訳した古文を吟じてみるのだけれど・・・私の吟じた「静夜思」を聞かせられないのが・・まっこと残念です。
漢詩と言えば・・テレビドラマ特命係長(深夜帯からゴールデンタイムに移ってしまい・・オジサンの好きなシーンがなくなってしまったのは残念
)の時にやっていた李清照の『聲聲慢』の一部が印象に残る。
尋尋覓覓 冷冷清清 淒悽慘慘戚戚。乍暖・・・
どんなに尋ねもとめても 失ったものは戻らず ひえびえとした ひややかな境涯にあって いたましく むごい想いばかりが蘇って愁いを深くするばかりです。・・・過酷な時代を背景にした詩ですが、せつせつした想いが伝わります。
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年末、水漏れ工事をしてもらいましたが、最初に連絡をしたフランス・ルノー公団の競技車の製造を担当する会社の名前に似たところではなくて別の会社にやって貰ったわけです。しかし、最初の漏水検査と応急処置は、その会社にやってもらったので請求書が来ました。
「おいおい・・やってもらったからお金を払うのは当然だけど、その前にすることがあるんじゃないの。」と電話をしたら、昨日早々に担当者がきた。
「漏水検査と応急処置はいいけれど、その後の対応がなってないから・・あんたの会社は断ったわけで、お詫びの一言でもあるのが常識だろが」と一発のたまった。担当者は、ひたすら謝ってはいても時は既に遅し。その会社の得たものは、僅かばかりの金銭と、お客の大いなる不満と、今後も続くであろうマイナスイメージと負の宣伝というわけだが・・あの惚けた担当者は理解出来なかっただろうと私は推測してます。
褒め言葉は広がらないが、悪口は簡単に広がる。そして、信用と信頼を築くのは容易ではないけれど、信用を無くすのはアッ!!!と言う間ですね。怖いものです。