事務所を出て外の空気を吸いたくて夜空を見上げる。月の傍で金星と木星が並んで光っている。そして、ふと・・口ずさむ歌がある。
そらを見上げて星をみつめる この数え切れない無数の星の中 滲んで光るあの二つ星 あの星に二人の夢を重ねてみる 優しく光るあの二つ星に 何も言えなくて 今はごめんなさいと そして ありがとう
私の星を探しつづけて 歩き続けてきたそんな気がしている 静かに光る確かな星を 今私はそっと胸に抱きしめている そばに居たのに遠回りしたり 我侭ばかりで 今はごめんなさいと そして ありがとう
私もいつか あの星のようになってみたいけど 今はごめんなさいと そして ありがとう