この二日で、ひろさちやの「やまと教」を読んでみた。なかなか面白いし、『ごもっともです』というところも多かった。明治以後の国家神道はニセモノ宗教・現代仏教はインポテンツ宗教だとは、ホント・・・その通りだね。
著者は、有名な仏教哲学者だけあって、キリスト・イスラム教も良く知っているようです。
本の中に、童謡詩人金子みすゞの詩が載っていた。
今まで名前くらいしか知らなかったけれど、その詩の一部を読んでみた。
わずか26歳で自死した、あまりにも薄幸な女性だったけれど、優しい人柄が滲み出ているような美しい詩。早々に、文庫本を手配しました。
優しくて、才能溢れて、そんな人は早く亡くなり、どうでもいいというか・・オバタリヤンやオジタリヤン(オジタリヤンなんて言葉は有るのか?)は、沢山しつこく世にはばかっている。
艶を無くしたオバタリヤンや渋味の無いオジタリヤンにはなりたくないもんです。
カッコイイ渋味のあるオジサンといえば思い出す人がいます。
以前居た会社のお客さんで、ある有名国立大学からヘッドハンティングされて某会社に来た人で、みるからにインテリジェンスが滲み出ている風貌で、シワのひとすじひとすじに高等数学の数式が刻まれているような人でした。けっして、自分の地位とか学歴の高さを鼻にかける態度はなくて、つねに穏やかな態度で・・いつ見ても、かっこいいなと思ってましたね。
いや~・・私も、渋味のあるカッコイイおじさんになりたいもんです。
生涯現役
ビュン
カッコイイおじさんから爺さんに・・そして、ひっそりと逝く。かっこ良過ぎか
本日。。仁義の無いお客に翻弄されて、右往左往の一日でした。