石原裕次郎が、たぶん長くない命をさとったんだろうか・・・なかにし礼に「俺の人生を謳った歌を作ってくれよ。」と出来た歌が「わが人生に悔いはない」です。
しっかし、石原裕次郎のような若くしてスターになった人ならば、そんなことも言えるだろうけど・・・俺なんて、ずっと悔いっぱなしなんだよな。この歳になって振り返ってみても何も無い気がするし・・確かに無いが
このままじゃ、うらめしや~の幽霊になっちゃうよ。
ところで、日本の幽霊・・足が無くて、何故か髪の長い女性?が多い。
おどろしい長く後ろに生えたボサボサの髪は、過去への執着心を・・
前にダラリと垂らした手は、未来への漠然とした不安な心を・・
そして、足が無いのは、両足で大地を踏ん張っていながら、心が過去や未来にと右往左往してとどまらず、「今」を取り逃がしている姿を現しているんだとか。
すなわち、幽霊っては人の心の持ち様を表しているということですね。そう思うと、幽霊の絵も哲学的に見えてくるから不思議だ。^^
ブッタとて、「わが人生に悔いはない」なんて思わなかっただろう。
自分を生んで、一週間ばかりで亡くなった母マヤの顔は見ることは無かったのだし・・・自分を生まなかったら死ななかっただろう母への悼みと恋しい思いは、『世に母あるは さいわいなり 父あるも また さいわいなり』という言葉になって残っている。
父あるも また ・・・の、『また』は、なんとも父親という存在の陰の薄さが出て
かなしい~ぃ。・・・父親が生めるわけないし、オッパイだってくれられないもんな。仕方ないか。
「せいぜい」わが人生に悔いはないと・・少しは言える人生を送りたいもんです。
外的/内的自己・・チンパン福田氏も苦労したってことかい????なかなか面白い記事。
やっぱり、アメリカと戦争するしかないか