9/26~9/27は、私の故郷である安曇野市穂高の本祭りでした。
中学生が乗り込んでお囃子をする子供舟が出る子供祭りは9月初め行います。
祭りに関係する中学生は午前中で早退しますが、公休日扱いなので欠席にはなりませんね。今は土日でやるのかな??
本祭りは昔から9/26~9/27と決まっていて、お祭りのための青年団(18歳~25歳)・・・私が居たのは健壮団。。正直、昔と違って農家は居ないも同じなので、27日に都合をつけるのは大変でした。
子供舟は昔から作るオジサン達が決まっていて作るのだけれど、大人船は私達青年団が一か月前から毎夜7時から2時間ずつかけて作り・・日曜日は一日使って作りました。
穂高人形はさすがに難しいので、昔から担当してくださった方に相談しながら作って飾り付けをしましたね。
最終年の私は会計係でしたが、お祭りの本番では手振り鈴を鳴らして危険を知らせる役目をしてました。
お祭りのクライマックスは船のぶつけ合い。
睦友社の作ったもう一つの大人船と境内の中でぶつけるんだけど(男腹と女腹のぶつけ合いってことなんで、まんま男女の絡み合い^^;子孫繁栄を祈ったのでしょうね)、まあ~この手振り鈴の音で余計に興奮したりするんだけどね。^^
本来なら、昔・・自分たちも参加して作った舟を観に行けばいいんだけど、同じ健壮団にいたT君のことが思いだされて、ちょっとね・・・行けないんだよね。
私の居た会社にも顔を出していたのだけど、守銭奴どもに利用され、苦しみ悩み・・・心優しかった青年は、20歳の命を自ら絶った。
知らせを聞いて、あわてて家に行きました。実家の数軒先の北側の家・・・その死に顔は穏やかだったけど、首に撒かれた包帯が痛々しかった。
当時25歳の自分に何が出来たか分からないけど、まったく様子の変化に気付かず助けてやることが出来なかったことは、30年以上経った今でも心の奥に鋭い棘として刺さったままだ。。
ご無沙汰してるお墓に参ってみようか。。。
舟をぶつける・・ただ、こんなことだけど、やってる青年団の人たちもだんだん興奮してきて、とっても危険^^
でも、アルコールも入っているし・・・激しく激しくぶつけてやめられない。
着物は大人船も子供舟も一軒一軒から借りてくるのですが、中には行方不明になっちゃう着物も・・・・^^;
奉納を終えて、組み立てた場所に戻ると解体・・・自分たちで山から木を切りだして一か月掛かって作ったものが2時かからずにバラバラになっちゃっうのは、なんとも寂しい時間でしたね。
まあ~お祭り青年団の健壮団も解散ということになるのですが、普段は年齢差もあり仕事も有りで一緒にならない同じ地区の青年たちがお祭りを機会に一緒に行動をするというのは意義があるかもしれませんね。
・・・後日、皆でご苦労さん会で小旅行をするのだけど・・・え~詳細は伏せておきます。
子供祭りのときは子供舟だけの奉納・・当然ながらぶつけないので飾った着物はそのままです。
因みに、私は穂高町区です。