元居た会社に所用で朝早く出掛けた。
「おひさま」の撮影用のセットが、あの穂高で一番大きいワサビ農場に有るというので、用事を済ませてから見に行った。
元の会社からは車で3分掛からないくらいで来れる。
9時半頃だったけど、来るわ来るわ観光バス。
何が良くてこんな所にくるのか解らんけど、都会の人にはいいのかもしれんね。
撮影用のセットは乗用車用駐車場の奥に有り、何人もの人が記念撮影していた。
話の種に携帯で写真を撮って、そそくさと退散した。
映画で使った水車小屋とかもあるけど、私がカブトムシを捕りに駆け回った少年の頃には無かった施設ばかりで、べつに、このわさび農園で特に観たいものなど無いから・・・。
それとも、以前の会社に居た時から、彼の法人の幹部のイメージが良くなかったからか
自然を満喫したいなら、なるべく人の手の入ってない素の自然に触れたいものだ。
ワサビ田の水は、北アルプスからの伏流水が湧水として出ているのを利用しているから綺麗なものだし、少年のころ・・遊んで喉が乾いたらワサビ田の水を飲んで再び遊んでいたものだけど、今はどうなのだろう。
少年の頃なんて・・わさび畑に来る人なんてほとんど居なかったような気がする。
あの辺りを三角島と呼んでいたけど、夏も冬も観光客なんて見た事が無かった。
思えば・・・ポーラテレビ小説「パンとあこがれ」が放送されてから観光客が来るようになったのかも。
テレビの影響は大きい物があるね。
良く出来たものと思いますが・・・