静岡の業者にFAXを送ったら、現在使われていないときた!
電話をしたら、やっぱり『現在使われておりません』と・・。
別の同業他社に聞いたら、自己破産したとのこと!!
年に何回かしか取引は無かったけれど、自己破産したとは驚いた。
いろんな話をしてくれたA社長は、今何処にいるのだろう。
取引先が倒産したり閉鎖したりということが続き、民主党政権になってから一層商売もやりにくく、理不尽な事が起きているなと思える現在・・ともすれば心が萎えてしまうなと思う時がある。
萎えるだけならいいけど、折れてしまったらどうなのか。
以前、松本大学で、五木寛之の講演会できいた。。。
金沢では冬になると雪つりといって綱で植木のゆきよけを作る。
萎える心を金沢の雪にたとえて話をしていたことを思い出す。
雪は綱に積り、重くなると滑って落ちる。
雪つりは竹や柳のようにしなう枝を持つ植木に架けられることはなくで、硬い太い枝に架けられるそうな。
しなう枝は雪がついて積もっていくと、どんどん曲がっていって屈してゆき萎えていく。
やがて、このの雪をすべり落として元に戻ることを繰り返しながら春を待のだそうな。
曲がるから折れずにすむのです。
萎える心はしなえる心、しなえる心はしなやかな心。
心の弱い人が折れたのではなく、曲がらない心が折れたのだ。
強い心が折れたのだ。屈することを知らない心が折れたのだ。
ならば、心萎えるがゆえに生きていけるのか。そう思えばいいのか。
はたして、そんなふうに思えるだろうか。
竹や柳の枝のような心になれるのか・・・・。