昨日の続きじゃないけど、松本の高校に入って蛇口のから出る水道水を飲んだときの不味さは今も覚えている。今は、処理技術も格段に向上したせいか、さほどは苦にならないが・・・それでも、水道水をシャワー状にしてみるとカルキの臭いは感じられる。
殺菌するための塩素なぞ・・微量だって体にいいわけないのだから、蛇口寸前の水は浄水器を通すのが常識だろうと思います。たとえ、最小限の量しか塩素を使わない地下水を使用している旧穂高町の水道水でもね。
ところで、「穂高の水」として穂高町の水がペットボトルで売られていると知ったのは最近だ。1Lが100円くらいか・・・水道水は、そんな地下水に塩素を最低限入れてるから、浄水器で取り除けば「穂高の水」になるわけだ。だいたい、10㎥が1600円くらいだから、1Lは16銭くらいの勘定。ペットボトルの「穂高の水」は穂高の水道水の625倍の金額というわけだ。
してみれば、ミネラルウォーターとして売られているペットボトルの水の馬鹿高さが解るってもんだね。
しかし、私の心配は上水道ではなく、下水道の最終処理なんだな。
下水を処理した水は、最終的に川に流すのだけれど、そのときに殺菌剤である次亜塩素酸ソーダを混ぜて流しているのだ。これでは、川の中のバクテリアにも悪影響があるだろう。
そのことを以前参加した安曇野環境フェスティバルで、水道課の人達に問いただしたけれど返事は無かったね。・・・・養父市の八鹿浄水場を見習ってほしいね。