いつか四国を通して歩いてみたいと思っているけど・・・零細会社には有給休暇も特別休暇もないからね~
夏や年末などに有給休暇と連休などを利用して遍路をしている私より三才年上の方がいる。別に何かを信心してるわけじゃないが、お四国病に罹っているわけだ。
羨ましいな~と思う。仕事をしながら、一般休日の他に2週間くらいは休めるなんて夢だよ。・・わたしにゃ。
私は遍路に出れないので、その人の手記を見ながら擬似体験をすることにしてる。
世の中は実に不平等だな・・・さして、その人と能力などに格段の差があるわけじゃなし・・。ブツブツ言いながら冷茶を作って飲む。
これがなかなか美味い。
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その人のHPで知った「祈りたかった」という本。すでに新しいものは入手困難なので中古本を買った。ノンフィクションの賞を受けた本らしく綺麗な日本語で書いてある。重い命題を背負いながら遍路に出かけて、様々な人と出会い、閉ざされていた心が段々と開かれていく。私だったら押しつぶされて、この世から逃げるであろう事に対して、正面から見つめるのは辛かっただろうなと思う。
今まで何冊かの遍路体験記や紀行文を読んだけれど、これが一番かもしれない。
「人は歩くと心が変わる。心が変わると体も変わります。」と、以前・・伊那の若いイケメン僧侶に言われ、「最初は、秩父を廻られたらどうですか。」と勧められたが・・。
私も歩いてみたい。ひたすら歩いてみたい。歩いて歩き続ければ心が変わるのだろうか。心も変われば体も変わるのだろうか。そんな変わった自分を見てみたい。
ひょいと 四国へ 晴れきってゐる (種田山頭火)
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近くの病院に超イケメンの職員が最近採用されて、女性の看護師さんたちがざわついているんだとか。
やっぱり、イケメンは良いよな~。俺もイケメンに変わってみたい。
遍路さんになって歩けば、イケメンになるかな。アハハ