ある方々に勧めた本・・・明川哲也著『大丈夫、生きていけるよ』へこんだ日の般若心経という副題が付いてます。
般若心経について書かれた本は沢山ありますが、修行された僧侶や大学の偉い先生が書かれたものが多くて、私のような凡夫には難解で途中棄権が多かったわけだけれど、若者向けに書かれてあるので、解りやすくユーモアをも交えながら、且つ要点は押さえてあります。
般若心経は、観音様がブッタの一番弟子で頭脳明晰なシャーリープラトに語りかけている話ですが、なぜそうなのかも解ります。サンスクリット語やパーリー語の元の意味を知るのも楽しいです。いつも、枕元に置いて好きな時にゴロンとしながら読むには最適です。
ブッタの教えは、戒名に金銭を要求したりする葬式腐敗仏教とは関係ないし、死後の世界を語るなんていうものは関係ありません。いかに生きるかという哲学であって、アラーやキリストのような絶対神なんてものは否定しているし、一神教の宗教とは次元が違います。
世の中には沢山の本があります。気になった本はできるだけ買うようにしてますが・・・これは、久々のヒットだったかな。
日本に仏教が伝わってきて1500年あまり・・・不要なものなら淘汰されただろうけど、古来の神道と混じりあい、今日に至っていることをみれば、やはり私たちのDNAに組み込まれているのでしょうね。
明治からの天皇国家神道なんてクソ食らえですが!!!